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年末年始困らないために常備薬のストック確認を

日本ではインフルエンザや溶連菌が猛威を奮っています。メルボルンでもこの2ヶ月でコロナウィルスに罹患した方が増えてきました。コロナ抗原テストキットで陽性が出た場合は5日間は外出を避ける、一緒に住んでいる人と色々なものを共有することを控えるようにしてください。市販で買えるお薬を使用しても効果がない、具合が悪い場合は、近くの病院・救急外来に行きましょう。

年末年始はどうしても医療機関や薬局がしまっています。今一度、5日間は外出しないでも大丈夫なように、ご自身の継続中の薬品、そしてその他の常備薬の確認はしておきましょう。

常備薬 例:(現在内服中の薬品との飲み合わせ・アレルギーなど個人差があるので、不安なときは薬剤師にご相談ください)

  1. 解熱鎮痛薬  Panadol®︎ オーストラリアではどこが悪くても必ず”Panadol"を勧められます。主成分は、Paracetamol (日本、アメリカではAcetoaminophen)で、日本ではカロナール/タイレノールとして知られています。Paracetamolは中枢神経に働きかけて解熱鎮痛効果を発揮します。また、体温調節中枢に作用して末梢血管を拡張することにより、熱放散を増大させて熱を下げます
  2. 抗炎症・鎮痛・解熱剤 ibuprofen という消炎効果のある薬品です。オーストラリアではNurofen®︎やAdvil®︎として販売されています。日本では、イブA®︎やブルフェン®︎として知られています。そのほか、消炎効果のある同じ非ステロイド消炎剤にはロキソニンがあります。 ロキソニンはオーストラリアでは使われていません。

上記の2つの薬剤は、一緒に使ってもバッティングしません。そのため、辛い熱や風邪の症状がある場合、オーストラリアではParacetamolとIbuprofenを同時に使うこともあります。日本でもバファリンルナi®︎などのように2つの成分が配合されている薬もあります。オーストラリアでは、Nuromol ®︎ Maxigesic®︎などが配合剤です。

暴飲暴食、過剰なスケジュールの詰め込みなどを控え、楽しい年末年始をお迎えください。